2009年1月7日水曜日

本を読むのに最適なカフェ

ネットで,「読書カフェセレクション」なるサイトを見つけた。これはブックジャパンという書評サイトの一部だ(この書評サイトもなかなか)。

面白いサイトだと思うが,まだカフェは,恵比寿と銀座の数店が取り上げられているだけだ。

さて本を集中して読むのには,自分の家が一番だとは思うのだが,カフェで読むのもなかなか良い。適当にざわめいていて,周りに関係ない人がいて,自分の自由にはならないのが逆に,本に集中できる。自宅だと色々ほかに誘惑が多く,家事など雑事ももちろんできるので,読書に集中できないところがある。もちろん最近のカフェは椅子が上等で,全体に明るいのも読書に適していると思う。昔の喫茶店は暗かった。椅子もそんなに座り心地よくなかった。神保町に昔ながらの喫茶店があって,その一つに入って,あまりに暗いので読み物ができないことに,不満を持ったことがある。

また読書に集中するには,本を読んでも良い雰囲気がないと辛い。待つ客が多いような人気店では,注文もせず長居するのは,かなり憚られる。空き席を待っている客がいるのに,堂々と席を占有して読書する度胸は私にはない。かといって,あまりにがらがらな店も,店主や店員の存在感が強くなりすぎて辛い。難しいものだ。そういう意味では,チェーン店が楽で良い。タリーズはなかなか良いと思う。スタバは人が多すぎる。ドトールは落ち着きがない。

個人的にはファンタジーやSF小説で,壁一面が天井まで埋め尽くされたブックカフェ,というのに憧れる。

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