2010年4月8日木曜日

Msカレーの店主がお亡くなりになったそうだ

笹塚にエムズカレー(Ms curry)という店があった。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1318/A131808/13006913/

先日(2月27日)笹塚散歩したおりに訪れて、美味いポークカレーを頂いた。店主が倒れたのは、その直後らしい。まだ若い人だったのに。

不思議な店だった。

笹塚の商店街の一角に、入店を待つ列があった。店内はカウンターだけで、席が空くと列の先頭から入って着席する。私も順番が来たので、席に座るが、店主は一人もくもくと作業をしている。客の方を見るわけでなく、皿を片付けたり、一人もくもくと作業。

しばらくすると、順番が来たのか、私の目の前に立ち、小さな声でぼそりと注文を聞く。普通盛りか大盛りかが選べるようだ。注文を聞くと、またもくもくと作業に入る。私の前から入店している常連たちは、慣れたもので適当におしゃべりしながら、待っている。

先に入店しても、カウンター全体で1ロットというか、一緒に作るので、早く食べられるわけではない。ポークなど種別ごとに小鍋に人数分を用意して、煮立てるので、みな一緒だ。

サラダみたいのがでてきて、首の細い瓶に、粘性の高いドレッシングが入っている。逆さにしても出てこないので、みなポンポンと底を叩いている。不思議だ。

その内に、ロット毎にカレーがドン、ドンと出てくる。

濃厚で、香ばしく、癖になるタイプの、うまいカレーだった。

店内にはハワイアンかな、波の音と一緒に音楽が流れている。

食べ終わると勘定を払って、出る。店主と顔を合わせたのは、注文時と、勘定時だけ。言葉はふた言程度。

もともと人付き合いがあまり上手ではない人なのだろうと思った。客商売では致命的にも思えるが、いつも店の前には行列。

「お客様はモンスターでも神様」がまかり通る現代に、こういう店が営業出来ているというのは、何か「救い」のような気持ちをいだいて店を後にした。

そうか、お亡くなりになったのか。なんかすごく寂しいぞ。

2010年4月6日火曜日

EvernoteのWindowsアプリが大幅改善

以前,Windows版のEvernoteアプリがひどいということを書いたが,最新版(3.5.2.1764)をダウンロードして,大幅に改善されていることがわかった。やっと使い物になる。
http://www.evernote.com/about/intl/jp/download/

基本的にMac版と,ほぼ同じユーザインタフェース,ほぼ同じ使い勝手になっていると思う(たぶん)。

さらにEvernoteの利便性が上がった。そろそろ年間45ドル払ってプレミアム会員か?