2009年1月16日金曜日

新年会でラガブーリン



今週火曜日は新年会で神田に行った。神田駅前は呼び込みの男女が多数いて昔の宿場町の様子だ。かつて江戸時代,宿場町では,腕っ節の強い仲居さんが,気の弱そうな旅人を,ふん捕まえて無理やり宿泊させていたと聞く。現代は手をかけると,警察が呼ばれるので,そこまでしないが,雰囲気は似たようなものだ。

新年会の会場は,お好み焼き屋で,たこ焼きも焼ける店だった。神田 お好み焼き でくのぼう

行って見ると,焼肉も揃っていて,なかなか良い。お洒落な店ではなく,いかにも神田駅前のお好み焼き屋という風情もまた良し。久しぶりに顔を合わせる数人で酒を飲みながら,たこ焼きをつつくのも悪くなかった。なにより美味しい。

その後で,もう少し飲みたいというので,付近の神田モルタンに入った。幹事の男性の勘で入ったのだが,これがなかなか,シングルモルトがこれだけあると凄い,値段も高くない良い店だった。

そこで飲んだのが,アイラウィスキーのラガブーリン 16年だ。消毒液,もしくは正露丸のような目の覚める臭いの,とても個性的なウィスキーで旨かった。先日,ケーブルテレビでアイラ島の醸造所のドキュメンタリーをやっていたのだが,小さな島に多数の醸造所があって,それぞれ個性的なウィスキーを作っている。

樽生の地ビールが何種類もあるようだし,神田付近で飲み会の際にはお勧めします。

3 件のコメント:

fewzio さんのコメント...

自己フォロー:ラガブーリンを飲みながら、何故か馴染みのある感じがしたのだが、その理由がわかった。毎日、歯磨きに使っているGUM デンタルリンスに良く似ていたのだった。飲んで美味しいGUM デンタルリンスというのが一番近い表現かもしれない。そんなの飲みたい人いない?いやいやなかなかどうして、これがいいんだな。

匿名 さんのコメント...

正露丸とか、デンタルリンスとか、とてもそそられるとはいえない表現オンパレードですが、おいしいんですね?
ワタシはすっかりお酒が弱くなって、もっぱらビールとときどき焼酎派。

fewzio さんのコメント...

飲んだのはラガブーリンではなく,ラフロイグ (Laphroaig)だったかもしれません。記憶が曖昧です。私は気に入ったのですが,一緒に飲んだ同僚はもうこりごりと言ってました。ラフロイグはwikipediaに以下のようにかかれています。

『全モルト中、最も個性的と呼ばれるモルトである。「消毒薬のようだ」と揶揄されるほどに強烈なスモーキーなピート香は好悪の分かれるところとなる。ラフロイグ蒸溜所がピートを切り出している場所は大量の苔を含んでおり、これが独特の風味、ヨード臭を生むと言われている。』

シングルモルトの強烈な個性は女性には好まれないのではないかな,と私は思います。ただ,たまに飲んで,自分の嗅覚や味覚に驚きを与えるのは,楽しいですね。