2008年5月9日金曜日

SF映画マイベスト

夕食時に家族で、SF映画って面白いよね、という話を、かなり一方的に話していて、いろいろ作品を挙げつらっている内に、そういえば自分はSF映画が好きなんだな、と改めて思い至りました。

その勢いで、SF映画マイベスト、というリスト(後述)を作ってみました。みなさんの好きな映画はありますか?

さらに各タイトルに、「怖い度」「マニア度」「エッチ度」「暴力度」「お笑い度」を5段階で付けてみました。

その結果、SF映画とは「怖くて、マニアっぽくて、あまりエッチではなく、時々暴力的で、お笑いが無い」映画であることがわかりました。(これが人間なら知り合いになりたくないね:-p)

各基準が「5」のリストを以下に示します。

怖い度5の映画
『猿の惑星』
『時計仕掛けのオレンジ』
『ウエストワールド』
『ソイレント・グリーン』
『未来惑星ザルドス』
『エイリアン』
『CUBE』

マニア度5の映画
『時計仕掛けのオレンジ』
『未来惑星ザルドス』
『未来世紀ブラジル』
『ストーカー』
『伝説巨人イデオン 発動編』
『イノセンス』
『博士の異常な愛情』

エッチ度5の映画:該当無し

暴力度5の映画
『時計仕掛けのオレンジ』
『エイリアン』
『マーズ・アタック!』
『CUBE』
『ロボコップ』
『スターシップ・トゥルーパーズ』

お笑い度5の映画
『ギャラクシー・クエスト』


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堤のSF映画マイベスト

タイトル 監督 製作年
『ゴジラ』 本多猪四郎 1954
『妖星ゴラス』 本多猪四郎 1962
『博士の異常な愛情』 スタンリー・キューブリック 1964
『華氏451』 フランソワ・トリュフォー 1966
『ミクロの決死圏』リチャード・フライシャー 1966
『2001年宇宙の旅』 スタンリー・キューブリック 1968
『猿の惑星』 フランクリン・J・シャフナー 1968
『アンドロメダ...』 ロバート・ワイズ 1971
『時計仕掛けのオレンジ』 スタンリー・キューブリック 1971
『惑星ソラリス』 アンドレイ・タルコフスキー 1972
『サイレント・ランニング』 ダグラス・トランブル 1972
『ウエストワールド』 マイケル・クライトン 1973
『ソイレント・グリーン』 リチャード・フライシャー 1973
『未来惑星ザルドス』 ジョン・ブアマン 1974
『未知との遭遇』 スティーブン・スピルバーグ 1977
『スター・ウォーズ』 ジョージ・ルーカス 1977
『ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)』 吉川惣司 1978
『エイリアン』 リドリー・スコット 1979
『銀河鉄道999』 りんたろう 1979
『ストーカー』 アンドレイ・タルコフスキー 1979
『E.T.』 スティーブン・スピルバーグ 1982
『ブレードランナー』 リドリー・スコット 1982
『伝説巨人イデオン 発動編』 富野喜幸 1982
『ブレインストーム』 ダグラス・トランブル 1983
『時をかける少女』 大林宣彦 1983
『ターミネーター』 ジェームズ・キャメロン 1984
『デューン/砂の惑星』 デビッド・リンチ 1984
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』 ロバート・ゼメキス 1985
『未来世紀ブラジル』 テリー・ギリアム 1985
『王立宇宙軍--オネアミスの翼』 山賀博之 1987
『ロボコップ』 ポール・バーホーベン 1987
『機動警察パトレイバー2 the Movie』 押井守 1993
『MEMORIES』 大友克洋ら 1995
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』 押井守 1995
『12モンキーズ』 テリー・ギリアム 1995
『マーズ・アタック!』 ティム・バートン 1996
『インデペンデンス・デイ』 ローランド・エメリッヒ 1996
『フィフス・エレメント』 リュックベッソン 1997
『CUBE』 ヴィンチェンゾ・ナタリ 1997
『スターシップ・トゥルーパーズ』 ポール・バーホーベン 1997
『ガタカ』 アンドリュー・ニコル 1997
『ギャラクシー・クエスト』 ディーン・パリソット 1999
『マトリックス』 ウォシャウスキー兄弟 1999
『アイアン・ジャイアント』 ブラッド・バード 2000
『サトラレ』 本広克行 2001
『マイノリティーリポート』 スティーブン・スピルバーグ 2002
『イノセンス』 押井守 2004
『銀河ヒッチハイクガイド』 ガース・ジェニングス 2005
『時をかける少女』 細田守 2006

7 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ところどころに反応。

>デューン
といえばスティングがやったファイド・ラウサばかりが印象に残っていますが、ポウル・アトレイデをやっているのは、後にリンチのツイン・ピークスなんかで日本でも人気が出たカイル・マクラクランだったんですねー。今日知りました。


>ミクロの決死圏 1996
typoですね。1966年だそうですよ。

SF映画=たいがいB級という色眼鏡で見ていたりしますが、記事中ベストに挙がっている中の24個くらいは見ているということに気づきました;結構みていた;;

fewzio さんのコメント...

ミクロの決死圏の製作年を修正しました。指摘ありがとう。ブログは後から修正できるのがいいや。

さて24本、けっこう見てるね。しかしA.T.で24本か、じゃぁ、私はマニアなのか?

bibl_ox さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
bibl_ox さんのコメント...

>SF映画とは「怖くて、マニアっぽくて、あまりエッチではなく、時々暴力的で、お笑いが無い」映画

という定義に追加。「大きく盛り上がらず眠くなる→悪夢で目が覚める」が私のSF映画です(ブラジルとか)。

アニメがリスト内で頑張っているのに『AKIRA』が無いーー。レーザーを手でバシッ!!って弾いてるからSFではない、とか一瞬思いましたが。
(昔々の、高千穂遙「ガンダムはSFじゃない」論争みたいに狭義のSFと広義のSFの差とも言えますね。ガンダムハンマーってどーなの、とか)
SFアニメ映画では『老人Z』にSFの神髄(?)を見たと思っています。バカバカしさとか。
『アヴァロン(Avalon)』押井守 2001がマイベスト。

匿名 さんのコメント...

なんと25本も観ていました・・・

匿名 さんのコメント...

↑このコメント、hidkです。
25本と意外と沢山観ておりました。
ブレードランナーは中学生のときでしょうか・・・
後にリドリー スコットとハリソン フォードだということを知ったのです。

SFはまったく違った世界観を見せてくれるのが楽しみの一つですよね。昨日観たエイリアンVSプレデター2(AVP2)では人がまさに虫けら状態。あっという間に殺されてしまいます。

そうそう、人間ももろい存在なんだなって思い出してしまいます。

fewzio さんのコメント...

>hidkさんへ
 おぉ、hidkさんも25本。みんな意外とSF映画が好きなんだな。「まったく違った世界観を見せてくれる」って、ほんとそうですね。もし○○○だったら、というような前提から、考えられる所どこまででも遠慮なく想像を広げて描かれるからでしょうか。ファンタジーは作者自身が世界を律しているので、実はSFほど「違った世界観」にはならないですね。不思議なものです。