2008年5月1日木曜日

肉体労働のあとの飯はうまい

今日も一日、家の整理片付けのために肉体労働をしていました。汗をかいて働いて食べる飯はうまいです。

風呂も格別に気持ちいい。普段は、頭と指先と舌先しか使わないので、どうも目と舌先でしか味わっていないようです。頭が消費するのは糖分だけなので、糖分しか欲していないんですね。体を使うと、体が色んな食べ物を欲しがるようになります。米の飯を噛み締めると、体が喜んでいるのがわかります。せめて運動をしようと思います。体は運動を求めています。

さっきまで録画していた『おせん』を見ていました。味噌の話でした。いかにもハートウォーミング系の漫画らしいシナリオではありましたが、実はそういう話が嫌いではないので、楽しんでみていました。ただ、主演の蒼井優が、そういういかにもな世界を飛び抜けて良いですね。『花とアリス』『フラガール』といずれも見事でしたが、この「おせん」という役も見事です。うまい味噌汁の話でした。たしかに最高においしい一杯の味噌汁のためになら働くでしょう。味噌作りはなかなかの肉体労働らしいですが、その後に食べるご飯と味噌汁は、どれほど美味しいでしょう。

MLやWebなどネット関連のことをやっていると、どうも頭でっかちになってしまいます。ネットで伝わるのは私たちが体験している、生活している全ての内のほんの上澄みに過ぎません。その上澄みの下に、みんなの体験があるからこそ伝わるのだと思っています。

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