2009年5月28日木曜日

自転車がもっと普及するには



自転車がすばらしい乗り物であるのは言うまでもない。最高に気持ちの良い乗り物で、静かなのがとても良い。また昨今のエネルギー問題を考えれば、ほぼベストの解である。しかし、そう簡単にはいかない。電気新聞のエッセイに自転車普及を妨げる三つの要因、が書かれていた。

1. 危険
2. 坂道
3. 雨

まず、自転車は危険である。道路が自転車用に作られていないのが最大の理由ではあるが、現状危険なのは間違いない。私も甲州街道を自転車で走りたいとは思わない。怖い。また狭い歩道では逆に、歩行者に迷惑がかかるので怖い。よほどの田舎を別として、日本の道路で自転車に乗るのは危険と隣り合わせだ。

次に、坂道に弱い。鍛え上げた肉体を持つ人ならば、また、軽快なロードレーサーであれば、それほど問題ではなかろうが。普通には坂道が多いと乗るのが辛くなる。もちろん電動アシスト自転車を使う方法もある。ママチャリの代わりならそれも良かろう。ただし電動アシスト自転車は、電気を使うという点と、重たいという欠点がある。

そして雨。傘をさして自転車に乗っている人が時々いるが、とてつもなく危険である。雨の日に自転車に乗るのなら、雨合羽を着るか、濡れるのを覚悟で走るしか無い。そして日本は雨が多い国だ。

誰か、安全で、坂道に強く、雨の日でも快適に乗れる、自転車交通を考えてくれませんか。

そうだなぁ。まずサラリーマンが街乗りに使えるようなヘルメットや防具を作って、売ってほしい。競輪選手のようなド派手なメットはさすがに抵抗がある。坂道に関しては、軽い自転車を少し高い金を出して買うことと、自分を鍛えることだろうか。雨の日に関しては、着脱が簡単で、すぐ乾く、あまり恥ずかしくない自転車用の雨合羽が欲しい。

少しずつ調べてみよう。

7 件のコメント:

ocean さんのコメント...

ママチャリにも、クルマにも乗るおばちゃんとしては、やっぱり、「自転車レーン」を作って欲しいです。
クルマの運転がへたくそなので、歩道があるくらいの広い道で、車道を走ってる自転車はこわくてしょうがない。
「蛇行しないでね~ふら~っとセンターに出てこないでね~」と祈りながらハンドルに力が入ります。
メットをかぶってレーサータイプの自転車乗りのかたはまだしも、じいちゃんは特に怖いです。

fewzio さんのコメント...

自転車レーンは必須だと思いますね。私も車を運転した時に、自転車、特に高校生とかの自転車にヒヤリとさせられたことが何度かあります。また、たしかに年配の方の自転車も怖いですね。

Jota_Shimazaki さんのコメント...

自転車専用レーン賛成。 しかし、どちらかと言えば、将来的には自動車専用レーンにして、主流自転車、とか。 ヨーロッパで都心部に自動車乗り入れ禁止を行っている所が幾つかある、と聞いて、都市計画的に興味があります。 一度現地を見てみたいものだと思います。 雨については、ピザ配達の三輪バイクみたいに、簡易な屋根型風防が付いた自転車って、風に煽られ易いのかしらん、といつも考えます。 要するに雨さえ凌げれば自動車なんて要らないんだけどな、と良く思ったりするのですが。 まあ、あとは子供を夜間救急病院に連れてゆく、なんていう非常事態ですかね。>自動車を有難く思う時。 それでもタクシーで間に合わないことは滅多に無いだろう、と思ったりもします。

hidk さんのコメント...

雨の日の自転車は・・・諦めるか合羽を着るか。
Gore-Texとはいわなくても防水透湿性素材の合羽を着ればかなり快適でしょう。屋根着きの自転車置き場が必須ですが。

大阪の寝屋川という街は貸し自転車業が盛んでした。
駅から離れたところに工場・会社があり、そこに勤務する人が駅すぐの貸し自転車屋で借り、駅→会社→駅を自転車で移動するというもの。
一時利用でも1回100円という手軽さも魅力でした。

あまり東京ではみませんね。

ocean さんのコメント...

パリの「ベリブ」というレンタルサイクルシステムが参考になりますかね。

http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/report/rep07_6.html

fewzio さんのコメント...

たしかに。歩行者が最も中心の広い、センターライン付近を歩いて、その周辺を自転車が行き来して、その外に一部、自動車専用レーンがある。それが理想かもしれませんね。自動車が中心を走るという交通行政は間違いかもしれません。

Jota_Shimazaki さんのコメント...

そうなんです。>中心は歩行者 私が以前住んでいた平塚の駅前にもレンタルサイクルがあったのですが、料金が結構高く、更に硬直的な貸し出しシステムだったので、何年か使った後、私個人は自前のママチャリを使うようになり、その後は徒歩で通うようになってしまいました。 パリのベリブ、大規模に展開しているようで、良さそうですね。