2009年4月25日土曜日

シンガポール製のスピーカー

ミニ書斎のオーディオが無いことを書いたが、ふと昔買ったものがあるのを思い出した。それがこれだ。



CREATIVEというパソコン周辺機器の会社が売っていた、TravelSound 200という小さなアンプ付きスピーカーだ。たしか3000円で買った。いまは型遅れで、売っておらず、新しい型がいろいろあるようだ。

実はこの玩具のようなスピーカーが、意外と良い音がする。単三電池4本が必要なので、エネループを入れて、iPodに接続してみたところ、そうそう、この音だ。

ちょっと出張先で必要だったので、持ち運びできる小さなスピーカーを探していたところ、Amazonのカスタマーレビューで妙に誉められていたので買った。まぁ値段が値段だから、リスクは小さいと踏んで、買ってみた。

もちろん、ちゃんとした大きなスピーカーのような音は出ないが、PC用スピーカーの多くのようなシャリシャリした音ではなく、バランスの良いくっきりした音が出る。店頭で後継機種を見かけたら、ぜひ試しに聴いてみることをおすすめする。

iPodのAACで聴いていると、このスピーカーの限界が良くわからなかったので、遊びで、我が家のオーディオに接続してみた。アンプのヘッドホン端子に接続して、CDを音源として聴いてみた。CDプレイヤーは自慢のX-50w、アンプはマクラーレンのプリメインだ。

いやいや、なかなか健闘している。ダメなのは大編成のオーケストラで、編成の大きなワールドミュージックも厳しかった。しかしボーカルはかなり良い。 平賀マリカのBatucadaや、Tuck & Pattiなんかは、十分音楽になっている。またほとんど気にならないのが、テクノやアシッドなど電子楽器系で、4 heroやModo grossoとか問題なし。少し難しいのが器楽曲で、録音によって違う。例えばグールドのゴールドベルク(後期)なんかは、聞き入ってしまう。

CREATIVEというのはオーディオの会社ではなくて、パソコン周辺機器の会社なのだが、どういう経緯でこのスピーカーを作ったのだろう。CREATIVEのサイトに行くと、色々なスピーカーがラインナップされていて力が入っている。シンガポールの会社らしい。

1 件のコメント:

fewzio さんのコメント...

最近、このスピーカーの左が聞こえづらくなった。ボリュームを動かすとシャリシャリと音がする。接点不良だな。ということで、接点復活剤をシューシューするついでに中を開けてみた。しっかりケーブルが貼りつけてあって、ネジ止めもしっかり、箱鳴りを抑えるために貼り物もあって、意外に真面目な作りだ。さてボリュームのシャリシャリがなくなったので、BELKINのケーブルでPCにつないで鳴らしてみた。いやぁ、やっぱりこのスピーカー、音いいよ。ジャズトリオとか、ボーカルとか、じっくり聞ける。