2009年3月7日土曜日

身の丈にあった街のサイズ

郡山に行ってました。大宮から新幹線で1時間ほどの距離にある、緑の多い街です。東京より気温は低いですが,人々の対応が暖かく,良いところでした。郡山市の人口は,34万人です。

私は田圃や畑の多い佐賀県佐賀市で生まれ育ちました。佐賀市の人口は2008年時点で24万人,県全体でも86万人と小さな県です。その後,大学・大学院は福岡で,福岡市の人口が144万人と,佐賀県全体よりも人の多い街でした。就職して住んだのは千葉県柏市で,人口39万人,続いて神奈川県川崎市,139万人,そして就職してから最も長く住んだのが,東京都世田谷区86万人,現在は調布市22万人です。

規模的には柏や佐賀と郡山は近いですが,都心に近い市と,離れた市ではだいぶ違いますね。郡山は,ゆったりとした感じがします。ただ,繁華街の大きさはけっこう似ていて,繁華街の規模は人口と相関があるのかな,とも思います。福岡や川崎の繁華街はずっと大きいです。

仕事の制約を除外して,自分が暮らしたい場所を考えた時に,生まれ育った土地の影響は大きいと思います。24万人の小さな田舎街が基準になっています。同僚に東京都心に生まれ育った人がいますが,彼には,1千万都市が基準になっているようです。

私の身の丈にあった街は,どのくらいだろう。

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