2009年8月30日日曜日

ネット民主主義の夜明け

さて、今日は選挙なのだが、立候補者が誰かすら知らないでは投票できない。というわけで、Googleで、「総選挙 調布」を検索したら、Googleの衆院選2009サイトがトップに現れた。
http://www.google.co.jp/intl/ja/landing/senkyo2009/index.html

さすが良くできている。Google Map上に選挙区が表示され、クリックすることで、代表的な5つの質問への立候補者の主張をビデオで紹介したり、アクセス数をグラフ表示したり。まさにネット民主主義のスタートだ。功罪あるだろうが、時代は確実にこの方向に進んでいる。政治の活性化に繋がるか、祭り化して衆愚に落ちるか。まぁ選挙カーで、名前を連呼するだけの選挙活動は終わりになるだろう。

今後は、候補者の履歴や、これまでの発言、国会での活動、twitterアカウントなど、データベースがいつでもアクセスできるようになってゆくだろう。価格ドットコムのように、候補者同士を横並びで比較したり、支援者の声が掲示板形式でいつでも見れる、というのもあるだろう。

例えば、ザ・選挙
http://www.senkyo.janjan.jp/index.html
や、Yahoo!みんなの政治
http://seiji.yahoo.co.jp/
なんかは、その先鞭だ。
#でもGoogleがわかりやすいな。サイト設計に一日の長がある。

このように、今後はどんどん分かり易くなるだろう。ただし、政治で議論すべき問題は、複雑な社会問題の把握と、不確実な未来へのプランであって、そればかりは、どれほどネットが発達しても難しい。感覚的に判断できるような問題ではない。マメに知識を得て、自分なりに深く考えないと分からない。ネット民主主義が進むと、皮膚感覚や雰囲気で投票する人が増えそうで怖い。すでにそうなっているかもしれないが。

マニフェストマッチ
http://senkyo.yahoo.co.jp/manifesto/match/
というサイトでは、各党のマニフェストを項目別にばらして、党名を伏せ、比較できるという、一種ブラインドテストが用意されている。それぞれ見比べてみて、較べるのがいかに難しいか実感した。私の結果は、ほぼ全部バラバラな政党になった。しかし、大きな政党の言っていることは総花的で良くわからないな。

さて、雨が降りそうだから早めに選挙に行こうか。

2 件のコメント:

ocean さんのコメント...

我が家は、選挙公報と、NHKでの政見放送と、ポストに投げ込まれる政党・候補者のチラシを情報源にしました。
「管さんは『部長』って感じで、鳩山さんは『専務』っぽい」「志位さんは、お風呂上りにパンツ一丁でうろうろしてて、そのへんの居酒屋さんにいそう」「ウチの選挙区の○○は、目ヂカラが弱いな」「うーん、コイツは官僚上がりかあ」とか、与太話をしてました。開票速報はいつもじっくり見ます。転居が多かったせいか、日本各地で投票経験があり、過去投票した人がどうなったかも見どころ。

fewzio さんのコメント...

コメントありがと。

今まで色んな人や党に投票して来て、私が投票して当選した人ってほとんどいなかったけれど、今回は多少貢献したな。マイナー志向なのは変わらないけれど。

さて、これから半年ぐらいが民主党政権の見所ですね。個人的には、期待が大きくないだけに、冒険してほしいと思うが。鳩山+小沢だと、なかなか難しいか。